バーへ行こう

「バーで嫌われるための10の方法」

~ぼっちでもコミュ障でもバーに行きたい!~

「バーで嫌われるための10の方法」
コミュ障な僕がバーでやらかした過去を晒します

こんにちは。

ぼっちでコミュ障な人こそバーへ行くべき、という話から始まり
前回はバーで過ごす際の基本的な知識についてお話ししました。
まだの方はよかったらこちらもお読みください

(ぼっちのコミュ障がバーへ行くべき3つの理由)
(初めてバーの扉を開ける前に準備しておくべき5つの事)
(バー入店からお会計まで完全攻略)

今回はバーでのNG行動についてお話ししたいと思います。
一部前回お話ししたないようも含まれますが
こんな事をする客はバーで嫌われますよ!という10の項目です。

少し自分語りになってしまうのですが。
小さなころから陰キャで少しコミュ障だった自分、小さい頃からひっそりと過ごしていました。

転機が訪れたのが大学に進学した直後。
先輩に連れられていったバーで衝撃を受け、お酒にどっぷりハマります。
バイトも始めて金回りも良くなった自分、かなりの頻度で飲み歩くようになりました。
そこで調子乗ってしまったんですね。

元々空気が読めなかったり、対人関係が上手くいかなくて他者と関われなかった自分が
ちょっとだけお酒の知識を得てしまったのが間違いの始まり。
マナーや社会常識を二の次にしたまま、バーで中途半端な知識を武器にイキってるという。
最高にかっこ悪い客になってしまったんです。

お酒の知識がある自分カッコイイ、バーには自分の居場所がある!みたいな
今思い出しても顔が熱くなります。

幸いその後働かせていただいたバーで厳しく教育していただき
皆様にご迷惑をおかけしながら、なんとかトンチンカンだった自分を修正していきました。

今回紹介する10項目は
ほぼ自分がやらかした内容です。

正直書くのがつらいですが
皆さんはこうならないで下さいねという思いと、自分への戒めとして進めていきます。

入店時、勝手に席に座る

当時良く行く店があったのですが、数回通うだけで常連気取り、店に入るなりカウンターの座りたい席に勝手に座っていました。

前回も書いたのですが、バーテンダーは全てのお客が気持ちよく過ごせるように計算しながら動いています。
自分みたいな勝手な人間は、場を乱す「困ったちゃん」なんですよね。

当時の自分は、数回通っただけで「自分の席はいつもカウンターの端から2番目!そこが駄目なら3番目!」みたいな事を決めていました。
他の常連さんがいつも座られている席があって、それの真似をしたんですね。
その常連さん、毎日のように店に通われていて、自然とバーテンダーが案内する席が決まっていたようでした。
自分はそういう店とお客の関係性を理解することはできず、ただただ上っ面だけを真似ていたのです。

香水がきつい、臭い

大学デビューの自分、香水までつけ始めていたんです。それもかなりキツいやつ。
お酒を楽しむのに嗅覚は不可欠です。周りに迷惑がかかりますし自分の鼻もバカになります。
つけるな、とは言いませんが軽めにしましょう。

カウンターの上に色々荷物を置く

当時バイトでお金があった自分、いまなら恥ずかしくて言えないようなブランドの財布を使っていました。
それをドヤ顔でカウンターの上に置いてましたね。
前回も書いてますが、カウンターは清潔な場所です。
カバンなどは置き場を確認しましょう。

最近だとマスクなんかも置かないほうがいいですね。

目の前のボトル等を勝手に触る

 

スコッチのイラスト(ウイスキー)
「お、マスターこのお酒、今は売ってないボトルじゃないですか!ちょっと見せてください」
空気も読めず、お酒の知識でイキリたい自分。珍しいボトルなんか見たら止まりません、勝手に瓶を持ったりしてました。

お店のボトルは店にとって大事な資産です。そしてとんでもない値段がするものも普通にあります。

あとそうやってベタベタ触られたボトル、他のお客が飲みたいと思いますか?

気になるボトルがあったらバーテンダーに聞いてみましょう。

周りを気にせずタバコを吸う、葉巻を吸う

嫌煙家と愛煙家のイラスト
大学に入ってタバコまで始めてしまった自分、「タバコとお酒ってカッコイイよね!」みたいな感じでしたね。

ある時、葉巻も吸えるバーに行った自分、「やっぱ葉巻とお酒だよな」
安い葉巻を購入、別のお店でさっそく吸おうとしてさすがに注意されました。

知ったかぶりでお酒を語る

 

自慢話をする人のイラスト(男性)
「やっぱりジンも銘柄によって全然味がちがいますよね!今日のギムレットは何で作ってもらおうかな?やっぱりプリマスからいくべきですかね!」

ビーフィーターとボンベイサファイア(どちらもジンの銘柄です)の違いもわからんようなバカ舌が勘違い発言を連発していました。
さぞかし皆さん不快だったと思います。

お酒の知識がどの程度かなんてバーテンダーにはすぐバレます。
素直に教えを乞う姿勢が必要ですよね。

バーテンダーを試すような行動をとる

「すみません、~(超マイナーなカクテル)をお願いします。」

スタンダードなカクテルもろくに知らないのに、たまたま名前だけ聞いたマイナーカクテルを注文したりしてました。
バーテンダーが「勉強不足で申し訳ありません、レシピがわからないのでカクテルブックで調べてみますね・・・ああこれは作れますよ」
みたいなやり取りをした事を覚えています。

真摯に対応してくださったバーテンダーの方、自分のエゴのせいで本当に申し訳ありませんでした。
思い出しただけで胸が痛くなります。

忙しい時に凶悪に手間のかかるカクテルを頼む

「すみません、レインボーをお願いします!」「次はホーセズネックを!」
変わり種のカクテルを頼むのが格好いいと思っていた自分、作る手間も考えず忙しいタイミングでも気にせず注文してましたね。


レインボーはこのとおり見た目鮮やかなカクテルです。
お酒やシロップの比重の違いを利用して、一層づつ、混ざらないように注いでいくカクテルですね。
作るのに非常に手間がかかるカクテルなのに、味は・・・。
お店によっては忙しい時間は作るのを断られます。

 


ホーセズネックはブランデーかウイスキーをジンジャーエールで割ったものに「らせん状に剥いたレモンの皮を飾り付けた」カクテルです。

レモンの皮が馬の首のように見えた事から名付けられたカクテルですが、中身はただのジンジャーエール割です。これも見た目重視のカクテルですね。
乱暴に言えば、手間をかけて皮をむかなくてもレモンスライスを入れれば似たような味になるかと。

ひとひねりしたカクテルを飲む自分カッコイイ!みたいな感じでした。本当に恥ずかしいです。

もちろん飲みたいお酒を自由に飲めばいいのですが、手間の事も考えて注文できるのがスマートな客だと思いますね。

それでも飲んでみたいという方はぜひチャレンジを、おそらくどちらもカクテルの中ではそれなりの値段になると思いますのでそこだけご注意ください。

初めてのお店で、「お任せで」「自分のイメージで」

これは一番ダメなやつです

完全にアウト

何がダメかと言うと「自分の事を何も伝えていないから」←コミュニケーションの放棄

そして「相手を試す失礼な行為でもあるから」←自分はこれでした

もしお酒に詳しくなくて、何を伝えたらわからないというのなら「初心者なんですが・・・」と言えばいいんです。あとはバーテンダーが色々聞いてくれますから。

バーテンダーは占い師ではありません。そういうのを求めているなら占いの館へ行けばいいだけ。

そしてさらにひどいのが

「お任せ」と言っておきながら提案された飲み物を断るケース

自分の希望も伝えないで丸投げしておいて、やれ値段が・・・とかなんか美味しくなさそう・・・とかはちょっとスマートではないですよね。
そういうのは「お任せ」と言わないで「ボクはあなたに予算も希望の味も何も伝えないけど上手く読み取ってボクの理想を実現してくださいね。あ、気に入らなかったらキャンセルしちゃうぞー」と言ってもらえればいいと思いますよ。

希望があるなら最初に言う、お任せするというなら文字通りすべてを相手に委ねて文句を言わない。

バーは大人の空間ですので、吐いた唾を飲み込むような真似は止めておきましょう。

もちろんバーテンダーはそんなお客は慣れっこですので、一生懸命お酒を出してくれるとは思いますが・・・。

泥酔、トイレを汚す

臭いトイレのイラスト
泥酔は論外です。

昔の自分はトイレも汚しまくっていました。本当に申し訳ありません。

バーでは男女兼用のトイレが一つしか無いところが多いです

誰が汚したか、絶対にバレてます。
マナーを守って、綺麗に使いましょう。

 

バーのマスターのイラスト

今回はここまでにします。
ほぼほぼ自分の懺悔になってしまいました。
コミュ障の自分が色々と勘違いをした結果、たくさんの人に迷惑をかけてしまったなあと今更ながら思います。
大事なのは人としての常識とかマナーの部分です。
こんな恥ずかしい話をしてしまいましたが、何か皆さんのお役に立てれば幸いです。

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