「仕事始め?仕事初め?どっちが正しい?」
「あーもう少しで今年も終わるなあ。」
「今年の仕事は12月28日までかあ。」
「来年の仕事は1月4日からだな、これって確か“仕事はじめ”っていうんだよね。」
「あれ、“はじめ”って“始め”?“初め”?」
「どっちだっけ・・・?」
こんにちは、飲むおじです。
今回は仕事始め?仕事初め?どちらが正しいのか説明していきます。
仕事始めと仕事初め、正しいのは?
結論から言うと
仕事「始め」が正しい表記となります。
日本の仕事始めとは?
一般的には1月上旬に行われる最初の仕事のことです。
ちなみに昔の日本では1月2日に普段の仕事を軽く形だけ行い、お供え物をして
「今年の仕事も上手く行きますように」、と願う習わしがあったそうです。
日本の官公庁では12月29日から1月3日までが休日
1月4日を御用始めと決められています。
一般企業も同じ場合が多いようです。
海外の仕事始めは?
アメリカでは1月2日から仕事始めとなる事が多いようです。
あちらの場合はクリスマス休暇があり、そのまま1月1日まで連休としているとの事です。
イギリスは、25日がクリスマス、26日がボクシングデイ、そして1月1日が休みとなっており
1月2日から仕事始めとなっているそうです。
「始め」と「初め」の違いとは?
この両者にははっきりとした違いがあります。
「始め」は「start」や「beginning」
これは「始まる」、「着手する」、「事を起こす」といった意味です。
お正月から仕事が「始まる」わけですね。
だから「仕事始め」が正しい表記となります。
「初め」は「first」
これは「最初の」といった意味になります。
ですから「書初め」や「お食い初め」などには「初め」が使われるという訳ですね。
まとめ
「仕事はじめ」はその年の仕事をスタートするという意味で「仕事始め」となります。
「初めての仕事」ではありません。
パソコンの変換に慣れてしまうと
「読めるけど、書けない」なんて状態になりがちです。
実際にパソコンで変換してみると、結構「初め」が出てしまう事もあるんですよね・・・。
誤用に注意していきましょう。
それでは
最後までお読みいただきましてありがとうございました。