「知らないとヤバい!雪道で夏タイヤ?それ、違法です!」
「だいぶ雪が積もったなあ、まだスタッドレスに変えてないや・・・。」
「でも今日も運ばなきゃならない荷物があるからなあ、いいや、行っちゃえ!」
「あああ!!ハマったあああ!!」
こんにちは、飲むおじです。
今回は冬道のタイヤのお話しです。
あなたもうっかり捕まらないように気を付けてくださいね。
夏タイヤのせいで大迷惑
自分の住む地域では12月になって記録的な大雪が降りまして。
積雪の影響で大型のトレーラーなどおよそ30台が立往生し、最大およそ15キロの区間で通行止めとなりました。
なんとか復旧して通行止めは一旦解除されましたが
トラックが雪道にハマり再び30台あまりの車が立ち往生
結局その国道は8時間以上の通行止めとなりました。
近くに抜け道も無く、脱出も困難
運悪く近所で葬式やら救急搬送まであったため、大混乱だったそうです。
非常に大変な状況だったのですが
なんとこの通行止め
原因はトラックが夏タイヤのまま走行し、路上で動けなくなったためと判明したんです。
聞いた話では結構近くの運送会社のトラックが主犯らしく
「なんでこの季節にこの地域で冬タイヤ履いてないんじゃ!!ド素人め(怒)!!」
地域住民ははらわたが煮えくり返っているとの事。
困ったものですね。
夏タイヤでの雪道走行は法令違反
意外と知られていませんが
「夏タイヤでの雪道走行は法令違反」です。
これは沖縄を除く全ての都道府県で適用されています。
ちなみに自動二輪と原付は各都道府県によって適用されていない地域もあるとか。
罰則は
違反点数:なし
反則金:大型自動車等 7,000円 普通自動車・自動二輪 6,000円 原動機付自転車 5,000円
これは「反則金」ですので
仮に反則金を支払わなかったり
誰かをケガさせたりする事故だった場合は「罰金」に昇格!
こちらは5万円以下となっています。
都道府県ごとに違反基準は異なる
例えば北海道では「スノータイヤを全車輪に装着し、又はタイヤ・チェーンを取り付ける等滑り止めの措置を講ずること」
となっていたり
東北の県では「接地面が50%以上摩耗していないスノータイヤを全輪に装着する」などの基準が設けられています。
北海道や東北に住む人でこれを守っていない人はまずいないと思いますが・・・。
旅行者や転勤族の方は気を付けた方がいいかもしれませんね。
いかがでしたか?
これって意外と知られていないルールですね
ほとんど雪が降らない地域などに暮らす方は注意してみてください。
天気予報をしっかりチェックして
危なそうなときは車以外の移動手段を採用するなどもいいかもしれませんね。
それでは
最後までお読みいただきましてありがとうございました。