「嫌われる勇気」を読み返してみる(雑記)
こんにちは、飲むおじです。
ちょっと古い本ですが、「嫌われる勇気」を読み直しています。
アドラー研究の第一人者がアドラーの思想について、哲学者と青年という二人の対談形式で解説していくものです。
大ヒットした本ですね。
アドラー心理学で出てくるキーワードに「課題の分離」というものがあります。
ざっくり言うと
- 人と自分は違う
- 他人の課題を抱え込むな
- 他人にも自分の課題に踏み込ませるな
という事でしょうか。
誰かの人生に口を出したり、抱え込むことはダメ
そして自分の人生を大切に、そして自由に生きましょう
となっていまして
自分も実践を心がけていますが
ここで問題が
「他人の事を考えず、自分の事だけ考えて生きる」と「自己中」ってどこで区別するの?
そこの違いがずっとわからないまま当時は考えるのを止めてしまっていました。
「そうか、自由に生きていいんだ!ヒャッハー、犯罪だってOKさ!嫌われる勇気、万歳!!」
・・・ではないですよね。極端な例えでアレですね。
もちろんアドラーは「犯罪をする勇気」とか「盗む勇気」とかはススメてません。
ここの答えが欲しいなあ、と悩んでいる所です。
例えば
「自分の心に正直に、好きな事しかしません!」
「仕事もそう、やりたくない仕事はやりませんし、ペースも自分で決めます!雑用とかは誰かやっておいて!」
なんて言っている人がいたとして
実は自分が理解できていないだけで「嫌われる勇気」を実践できている人なのか
それとも「嫌われる勇気」の意味を履き違えた困ったちゃんなのか
勉強不足の自分にはなかなか判断できないですね。
まあ仮に後者だったとしても「課題の分離」として放っておけ、という話なんですが・・・。
明日から二連休なので本を読み返しつつ、ちょっと考えてみたいなと思います。