「いつも怒っている、怒りがコントロールできないアナタへ」
こんにちは、飲むおじです。
最近イライラが止まらず、自分でも悩んでいました。
三毒という言葉をご存じでしょうか？
仏教において最も克服されなければならないとされている三つの毒の事で
貪・瞋・癡（とん・じん・ち）を示しています。
貪（とん） むさぼり、求める心
瞋（じん） 怒りや憎しみの心
癡（ち） 愚かさや無知
そう、自分がいつもやってしまうのがまさに「瞋（じん）」
ブッダはどんな理由があれ怒ってしまえば、人は動物に堕ちてしまうと語っていたとか。
怒ってはいけない、そう思いながらついつい些細な事で怒る自分に悩んできました。
そんな時に師匠に言われたのが
「お前は怒ることでエネルギーを保っているから、怒っていいよ」
・・・へ？
エネルギーの量はひとそれぞれですが
自分の場合、ややウツっぽいと言いますか
非常にエネルギーが足りない状態でいる事が多いとの事で
枯渇しそうなエネルギーを怒りの力で沸かしているそうです。
なるほどなーと思いました。
自分の場合は怒りの感情を抑える以前に、自分の管理ができていなかったという事です。
中身空っぽのガス欠状態な自分の苦肉の策という訳ですね。
自分を生かす為に心と身体が苦労してくれているのに、なぜ自分は自分を大事にしていないのかと・・・。
これを聞いてから、怒りの感情を否定しないようにしています。
「あ、自分は今怒っているんだなー。」「もう少し自分を満たせるようにしていかなきゃダメなんだな。」
最近はこう考えています。
もちろんブッダの教えの通り、いつか怒りは克服できるよう頑張るべきだとは思いますが
自分のように怒りでもしないと生きていくエネルギーが保てない人って結構いるんじゃないかなと思いました。
怒ってもいいんです。
いつかその怒りの感情とお別れできるように、自分を大切にしていきましょう
って事なのかなと。
今回はこのへんで
最後までお読みいただきましてありがとうございました。