ブログ初心者がアドセンス合格後に気づいた致命的なミスの話
よっしゃー!グーグルアドセンスに合格したぞ!!
これで収益が入ってウハウハだあああ。
こんにちは、ノムシカです。
今回は自分のやらかした話をします。
グーグルアドセンスに合格したものの
ブログの方向性を間違えていたために、収益が停止されそうになった話となります。
自分と同じようにブログ初心者の方は気を付けていただけたらと思います。
クリックできる目次
グーグルアドセンスの規約違反に注意!
結論から言いますと
グーグルアドセンスを使う際には、規約に違反しないテーマでブログ運営をしましょう
という話になります。
規約を理解せずにグレーゾーンの記事を量産してしまい
広告が掲載されない状態に
最悪BANの可能性もあるとの事で急遽ブログの修正開始
結局約2か月分の記事を全部削除するはめになったためです。
グーグルアドセンスとは
知らない方のために一応説明しますと
自分のブログなどに広告を掲載することで収益を得ることができる、Googleが提供する広告配信サービスです。
事前にグーグルによる審査に合格していれば
自分のブログなどに自動的に広告が出るようになります。
閲覧数が多ければ収益も得られるようになるという、ありがたいサービスです。
記事削除にいたるまでの流れ
ブログ開始
ブログを始めた当初ですが
まずはアドセンス申請に合格することを目標にしました。
ブログのテーマは悩んだのですが
元バーテンダーの自分にとって、「お酒」は非常に扱いやすいテーマだったんですね。
ここが地獄の始まりとなりました。
アドセンスに合格するまで
約1か月、毎日ブログを更新しました。
内容はほぼ「お酒」「つまみ」たまに「雑記」。
アドセンス合格に向けて、着々と準備をすすめます。
大手ブロガーさんの記事で申請の仕方を勉強、プライバシーポリシーやお問い合わせページの設置など
分からない事だらけでしたがなんとかこなして申請開始。
ありがたいことに一回目の申請で合格がもらえたんです。
ここに落とし穴が待っていたんですね。
広告が表示されない?
アドセンスに合格したことでモチベーションは大幅アップ。
閲覧数はまだまだでしたが毎日欠かさずブログは更新していました。
記事はもちろん「お酒」がメイン。
アフィリエイトも開始し、お酒の広告を張るようになったんです。
ここであることに気づきます。
ネットで調べること数時間
なんと「お酒」を売る広告は規約違反だということに気づいたんです。
「お酒」は制限コンテンツ
Googleサイト運営者向けポリシーでは以下のように書かれています。
収益化しないコンテンツとして
・違法なコンテンツ
・知的財産権の侵害
・絶滅危惧種
・危険または中傷的なコンテンツ
・不正行為を助長する商品やサービス
・不適切な表示に関連するコンテンツ
・悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
・露骨な性的描写を含むコンテンツ
・報酬を伴う性的行為
・国際結婚の斡旋
・家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
・児童の性的虐待と性的搾取
これらは完全にアウトなコンテンツとなっています。
そして広告の供給が制限されるコンテンツとして
・性的なコンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・爆発物に関するコンテンツ
・銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
・その他の武器および兵器に関するコンテンツ
・タバコに関するコンテンツ
・危険ドラッグに関するコンテンツ
・オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
・処方薬に関するコンテンツ
・未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
・Google Play ストアから削除されたアプリ
・アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
・アルコール飲料のオンライン販売を促進するコンテンツ
・アルコールの無責任な消費を助長するコンテンツ
例: 過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するもの
そう、お酒は制限されるコンテンツなんです。
アフィリエイトを貼ることも制限対象でした。
広告枠の制限に抵触すると?
これについてはグーグルポリシーより引用します。
広告枠の制限に抵触しているコンテンツでは、有効な広告ソースが減少し、場合によっては広告枠への入札がまったく発生せず、広告が表示されなくなることもあります。
このような制限に抵触していると判断されたコンテンツには、Google 広告(旧称 AdWords)から広告が配信されることはありません。
そのため、Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツは、収益化すること自体は可能でも、制限対象外のコンテンツより広告の供給が少なくなる恐れがあることにご注意ください。
(Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ より引用)
要するに、「違反したコンテンツでは広告出させないよ!」ってことになります。
ちなみに2019年9月以前はもっと制限が厳しく
お酒のアフィリエイトを貼るのは禁止(ワインとシャンパンはOK)
違反すれば広告ストップ、最悪BANだったそうです。
制限コンテンツを削除
結局、「広告枠の制限に抵触しているコンテンツ」を削除する事に決定、記事を見直したのですが
ほとんどの記事が制限に抵触していることが判明。
お酒のアフィリエイトを貼っていない記事を探す方が難しい。
記事内容も含めて、ちょっとの修正でどうにかなるレベルではありませんでした。
最終的に、50以上の記事を削除
駄文ばかりとはいえ、2か月分の作業が消えることになったんです。
ブログの方向性も修正
ここまで来てようやく気付いたのは
「アドセンスとお酒の相性は悪い」ということでした。
ここからブログの方向性を再検討
今ではお酒に関する記事はほとんど書いていません。
もし何も気づかないままお酒の広告を貼り続けていたら・・・
考えるとゾッとします。
2か月分の記事削除程度で済んで良かったのかもしれないなと思っています。
ちなみにSEOの観点からもやらかしていたことがありまして
お酒とは関係ない他の記事も一緒に削除していたりします。
そう、「YMYL」を理解していなかったんです・・・。
これはまたの機会に書きますね。
まとめ
グーグルアドセンスの規約を十分に理解していなかったために
制限に抵触する記事(お酒のアフィリエイト)を量産してしまいました。
結果として2か月分の記事を削除
サイトの方向性も大きく変えるはめに
初心者ブロガーの皆さんも注意してください。
当たり前のことですが
規約はしっかり読んで、理解しておきましょう。
今回はここまでにします。
この記事が何かお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。