引き算の生き方をしよう!足し算だけでは心と身体は楽にならない
あーなんか疲れているし調子が悪いなあ。
元気を出す為に焼肉でも行っちゃおうかな?
お肉をたくさん食べてスタミナ回復だ!
あ、夜は飲み会もあるからウコンも飲んでおこうかな!
こんにちは
もしあなたが体調が悪い場合、あるいは整えたいと思った場合
どのようにして解決しようとしますか?
- 栄養のあるものをたくさん食べる
- 薬やサプリメントを飲む
こう考えた方は要注意です。
身体に何かを加える、「足し算」で解決しようとする事は
必ずしも良い結果を出すとは限りません。
自分は医療従事者として臨床に関わってきてますが
治療の現場でもこういった考えを持たれている患者さんは多く見受けられますね
「膝が痛いからCMでやってるあのサプリメントを買ってきた!」とか
「乳酸菌がお腹にいいと聞いたんで毎日ヨーグルト1リットル食べてます!」とか・・・。
今回は「食べる」や「飲む」ことについて「足し算」に頼る考え方が必ずしも正解ではない事
まずは要らないものを「引き算」する必要性について書かせていただこうと思います。
クリックできる目次
結論
身体に良い(と思い込んでいる)ものを「足し算」するのではなく
まずは明らかに有害なものを「引き算」しましょう。
たくさん食べればよいのか?
こう考える方は多いと思います。
大きな意味では間違ってはいないのですが、いくつか見落としている点があります。
その食べ物が身体にとって有益とは限らない
今の世の中は、はっきり言って「毒」だらけの環境です。
汚い空気、農薬や添加物などに汚染された食物、ストレスだらけの社会・・・。
スーパーに並んでいる食べ物も決して安全とは言えません。
格安で販売するために品種改良され肝心の栄養価も落ち、さらに農薬にまみれた野菜なんかは
ぶっちゃけ食べれば食べただけデメリットの方が増す可能性もあります。
内臓への負担を考えていない
食べ物は口に入っておしまいではありません。
消化器を通る中で分解され、消化され、最後に吸収されて初めて身体の中に入っていきます。
その工程は非常に複雑で、内臓にしてみればかなりのハードな作業をさせられています。
たくさん食べて大満足、ゴロゴロ横になっていたとしても
内臓のほうでは大変な騒ぎになっているんです。
これは書くと怒られるかもしれませんが
よく「~品目、たくさんの種類の食材をバランス良く食べましょう!」なんて言われますよね
これって一般的な栄養学的には正解かもしれませんが
内臓的には大迷惑かもしれないんですね。
~内臓たちの会話~
「あああ!一つの食材だけでも完全に分解するまでにとんでもない手間がかかるのに!」
「ご主人のアホがまたこんなに色々食べまくりやがった!!」
「おい胃、お前ちょっと荒れてね?おい胆のう!こないだの脂にやられてだいぶ弱ってるところスマン!もうひと頑張りだ!」
「なんだよこの見たことない成分、どこに送れば吸収できるんだよ!」
「品目多すぎて訳わからないぞ!担当臓器はどれだ?」
「ぎゃああ農薬もすげえ!肝臓!これ分解するの無理じゃね?」
「ああもう無理っす!分解しきれない有害物質は埋立地(脂肪)のほうに廃棄しとけ!」
「でもそれだと脂肪がゴミ溜めになって余計に分解されにくくなりますよ?このご主人ただでさえメタボなのに・・・。」
「知るか!病気になるよりマシだ!こんなアホなご主人だが守るしかない!みんな頑張ってくれ!」
こんなドラマが身体の中では起きているかもしれません。
無条件に量を食べまくる人の身体は24時間大騒ぎです。
そりゃ内臓だって病気になる可能性も出てくるでしょう。
内臓はすぐには痛みなどの症状を出してくれません。
肝臓なんかは特にそうですね、手遅れになるまで愚痴ひとつ言わずに働き続ける優しい内臓です。
症状が実際に出るときはもう肝臓的には「「ご主人、もうダメです・・・」と断末魔を上げている状態だったりします。
食べれば健康になれるというのは大誤解なんです。
現代社会では食べる事については「足し算は正解ではない」と言う理由はここにあります。
余程食事にお金を掛けられる人で、野菜は全てオーガニック、鮭もアラスカの天然サーモンのみ使用・・・
とかできているのならまだいくらか大丈夫かもしれませんが
一般人には無理な領域ですよね。
余計なものを身体に取り込んでいないかを真面目に考えてほしいんですね。
まとめ
毒の多い現在の環境下では、身体に入るものが必ずしも安全とは限りません。
量を取りすぎることで、メリットよりもデメリットの方が増してしまう場合が多いです。
「足し算」ではなく、悪い物を「引き算」できる考え方を持ちましょう。
大事な自分の身体をイジメないようにしてください。
それでは
最後までお読みいただきましてありがとうございました。