マインドフルネス瞑想の基本「呼吸の瞑想」をやってみよう
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基本中の基本「呼吸の瞑想」
こんにちは。
以前、マインドフルネス瞑想のやり方として
今回はそれらの瞑想よりもさらにシンプルな瞑想、基本中の基本となる「呼吸の瞑想」を紹介します。
「呼吸」を観察する意味
マインドフルネス瞑想では「今ここ」に対して集中し観察するというお話しをしましたが。
人の心というものは対象がはっきりしないと集中できないのです。
この対象として非常に有効なのが「呼吸」なんです
「呼吸」というものは、常に鼻腔から出入りしているため、非常に集中しやすい対象なんですね。
普段の生活の中で、心が乱れた時なんかにも有効な瞑想です。
ぜひ、試してみてください。
やり方
呼吸の瞑想のやり方
①姿勢を整えて座る
②前段階として「慈悲の瞑想」を行う(慈悲の瞑想についてはこちらをご覧ください)
③自然に呼吸をする
④鼻腔の縁に意識を集中する(空気の流れ、自分の内側と外側がどこかを観察します)
⑤息を完全に吸ってから吐く直前の「間」を観察する
⑥息を完全に吐いてから吸う直前の「間」を観察する
※この2つの「間」に気づくことが重要です。
⑦途中で様々な考えや過去の記憶、音や匂いが頭に浮かんでも全て無視し呼吸だけに意識を向ける
⑧心と身体が落ち着き、「深い呼吸をしている自分」に気づけたら終了
これだけです。
最初は3分できれば上出来です。
慣れてきたら時間を増やしてみましょう。
実際やってみるとなかなか大変です。
続けてみてください。
この「呼吸の瞑想」ですが
他の瞑想などをうまく行うために必要な集中力を高める訓練にもなっています。
ココに注意
本来マインドフルネスは「あるがまま」を観察する事が目的であり、集中力を高める事を目的としていない点は注意が必要です。とはいっても最低限の集中力は必要となりますのでそういった瞑想の基礎体力?を鍛えるためにも「呼吸の瞑想」を使っています。
それでは今回はここまでになります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。