投資初心者必読の本!働く君に伝えたい「お金」の教養
「このままの収入で大丈夫なんだろうか・・・?」
「老後に2,000万円必要って言われてもどうしようか?」
「お金との付き合い方が全然わからない!」
「投資って興味あるけど、なにから始めればいいんだろ?」
こんにちは、飲むおじです。
今回読んだのはこちら
働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義
出口治明 著
ネットでオススメされていたので購入しました。
インタビュアーとの対話形式で進められており
マニアックな内容は全く無いため、非常に読みやすい本です
1時間くらいで読み終える事ができました。
内容としては
- 知る
- 使う
- 貯める
- 殖やす
- 稼ぐ
の5つのテーマでお話しが進められていきます。
お金についてのみの内容というよりは、お金との関わりや生き方について解説している本です。
少子高齢化や年金問題、もう過去の右肩上がりの成長は望めない日本
自分も正直、漠然とした社会への不満、政府への不信感などがありましたが
これに対しても筆者の視点で説明がされていきます。
筆者の意見に同意するかはさておき
自分がかなり偏った考えでそういった状況に接していた事に気づかされました。
良くわかっていないけど、テレビなんかで騒がれているから今の日本はダメ!とか
将来真っ暗だ、年寄りばっかりズルい!なんて気持ちになっている人、結構いると思うんですよね。
筆者はそういった不安に対してこう言っています
それはホンモノの不安なのか?ニセモノの不安なのか?行動したら解決する不安なのか?考えてもしょうがない不安なのか?
なんとなくで文句を言うのではなく、マクロの視点を持とうと述べています。
印象に残ったのがこちら
「お金に苦労する人は、データを見ず、自分で考えない人です。」
「お金に振り回される人は、考えても仕方がない事を考える人です。」
「お金で損をする人は、与えられた情報を鵜呑みにする人です。」
(P67より)
耳が痛いですね。
お金や世の中についての教養的な要素がたくさん書かれています。
使い方についての原理原則も述べられていますが
最初読んだときに「こんな簡単な事なの?当たり前じゃん!」と思いましたが。
よくよく考えるとそれすらできていない自分に気づかされましたね。
物事の原理原則はとってもシンプル
それができていないのに何かを始めようとしても、まあ失敗しますよね。
年金や収入、お金の使い方、マイホームや保険について、さらには相続にあたっての筆者の考え方も述べられています。
とても分かりやすい表現で書かれているので、お金の勉強を始めたい初心者にとってはとてもいい本です。
高校生に読ませてもいいんじゃないかな?
自分ももっと若いうちにこういった本に出会えていたらと本気で思っています。
お金や生き方について考えるとなんだか不安・・・という方はぜひ読んでみて欲しいです。
それでは
最後までお読みいただきましてありがとうございました。