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個人的には最もジャンプらしい漫画「ゲーミングお嬢様」第1巻

個人的には最もジャンプらしい漫画「ゲーミングお嬢様」第1巻

こんにちは。

「ゲーミングお嬢様 第1巻」買ってきました。

ジャンルは・・・格ゲーお嬢様漫画、なのでしょうか。

格闘ゲームに全てを打ち込んでいるお嬢様たちが「ストリートファイターⅤ」(なんとカプコン公認)で対戦するバトル?漫画です。

この漫画は

ココがおすすめ

・格闘ゲームが好きである

・ツイッターでもバズった、ゲームにまつわるキレッキレの名言の数々を見たい

・お嬢様が好きだ

・(えげつないレベルの)「友情・努力・勝利」が見たい

こういった人におすすめです。

ちなみに筆者は青春時代を全て格闘ゲームに費やしました。

主にストリートファイターシリーズをプレイし

メインキャラは嫌いな人は大嫌いな「投げキャラ」である「ザンギエフ」。

あまり計算したくありませんがおそらくレクサスが買えるくらいのお金をゲーセンに突っ込んできました。

そんな自分にとってはこの漫画はドンピシャでしたね。

クリックできる目次

概要

「ゲーミングお嬢様 1」

吉緒 もこもこ丸 まさお(著/文)大@nani(原著)

元々は集英社の漫画投稿サイトである「ジャンプルーキー!」で投稿されていた作品です。

その後「少年ジャンプ+」で作画担当をつけて連載されています。

内容

舞台は日本屈指のお嬢様ゲーマーである「eお嬢様」たちが集う超有名校。

主人公である祥龍院隆子は全一格ゲーeお嬢様として個性的なプレイヤーたちと戦い続けます。

キレッキレの名言集

各方面に謝罪が必要なレベルでの強烈なセリフ

元ネタを知るとさらに楽しめます。

「これ大丈夫なの?」と思いながら読んでいたらなんとカプコン公認。

格闘ゲーマーなら思わず笑ってしまうセリフが盛りだくさんです。

主人公はお嬢様なのに対戦しながら

主人公

「ブチのギーレェですわ」

「もう少し侘びさびを嗜んでから乙女の花園に来ましてよクソックソわよ!間違えたお排泄物ですわよっ!!」

格闘ゲームに熱中するあまり暴言連発

でも「クソ」は下品なので「お排泄物」に言い直すあたりはさすがお嬢様ですね。

また別の対戦では

負けてキレてる所に執事から的確に問題点を指摘されて

主人公

「正論が人をキレさせることはいくらでもありますが 正論が人を救った例は有史以来一度も存在しませんわ!!」

もう笑うしかありません、キレッキレです。

投げキャラが大嫌いな主人公ですが

まさに投げキャラの代表格であるザンギエフ使いとの対戦の後に相手のやりこみを称えて

これはいい話だなーと思わせてからの

主人公

「私たちeお嬢様が叩いていいのは」

「ボタンとクソキャラと投げキャラだけですわ」

・・・投げキャラ嫌いなんですね。

「勝ちたい」という強い思い

そんな主人公の根底にあるのは

「勝ちたい」という強い気持ち

たかがゲームと思う人も多いかと思いますが、主人公は本気で勝ちたいんです。

格ゲーマーならわかるこの気持ち。

第1巻には収録されていないのですが、個人的に大好きな場面がこちらです。

精密機械のような人間味のないプレイスタイルの「飛紀子(ときこ)様(これも東大卒の某プロゲーマーが元ネタ)」との2年ぶりの対戦

1ラウンド取られてからの主人公のセリフです。相手に歩み寄るようなセリフの後に・・・。

主人公

「(台を叩きながら)いややっぱりそこらへんどうでもいいですわ」

「色々と高尚な自分語りをしましたけれど 取り繕うのもつかれましたわ やっぱキレそう」

「こっちのほうが私らしい ガチのギーレェウルトラスーパーデラックスエディションですわ」

「私は 私の全身全霊で私の持ちうる全てを賭けて 私のリュウで お前に勝たないと」

「気持ちよくグッスリ眠れねぇんですわッッ!!」

(第19話より抜粋)

格ゲーマーはみんな勝ちたいんです。この気持ち、本当によくわかります。

当時の自分はだんだんと勝てなくなり、妥協し始め

気づいたら勝ちにこだわらない「エンジョイ勢」に

社会人になってからはゲーセンに行く回数も減り、今ではネット対戦を少しやる程度。

主人公は情熱を失わずひたすらに勝ちを求めます。

その姿勢がまぶしくてしょうがありません。

まとめと感想

キレッキレの名言とこれでもかと飛び出すオマージュネタ。

テンポの良さもあって誰が読んでも楽しめます。

主人公のどこまでも勝利を求める姿勢、切磋琢磨する仲間、強力なライバルたち・・・。

これこそまさに「努力・友情・勝利」なのではないでしょうか。

個人的には今最もジャンプらしい作品なんではないかと思ってます。

2巻も楽しみにしています。

興味を持った方は「少年ジャンプ+」で配信もされていますので読んでみてはいかがでしょうか?

そしてまさかの1巻発売記念として、公式のPVがあげられていました。


お排泄物な名言の数々、ぜひご覧ください。


それでは

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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