六方拝とは何か?~生きづらいあなたへ「六方拝瞑想」のススメ
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「六方拝瞑想」は感謝の瞑想
いったい何に感謝したらいいのかな?
正直自分ってコミュ障だし、あまりみんなに良くしてもらってる感じも無いし。
そもそもこう考える事態、「ダメ人間」って事なのかな。
なんで自分はこんなに生きづらいんだろう・・・。
こんにちは
皆さんは毎日の暮らしの中で「感謝」をしていますか?
「ちゃんと感謝してるよ!言葉にも出しているし!」
という方
いったい何に対して感謝していますか?
仕事を手伝ってもらった?お菓子をもらった?
もちろんそういう事に対しても感謝をするのはとても良い事ですが
それだけですか?
今回紹介するのは「六方拝(ろっぽうはい)」という瞑想法です。
元々はお釈迦様が説いた仏教での感謝の仕方ですが
宗教観に関わらず実践可能
さらに短時間で行う事ができる瞑想法となっています。
忙しいビジネスマンでも
心が乱れやすく急いで整えたい人でも
短時間で行う事ができますよ。
6方向(東西南北天地)に感謝をする
「六方拝瞑想」は簡単に言えば
お釈迦様が言った6つの方向に対して感謝をする瞑想です。
六方拝瞑想の由来
シンガーラという若者が父親の遺言で言われたとおりに6方向に毎日お祈りをしていました。
お釈迦様が「なぜその方向にお祈りをしているのか?」と問うと
シンガーラは「理由はわからないけど亡くなった父の遺言だから」と答えます。
そこでお釈迦様が「人に言われたからやるのではありません。物事にはきちんと意味があり、六方拝はこういうやり方でやるんですよ。」
と教えたというエピソードから来ています。
6つの方角とは
「六方拝瞑想」で言う「六方」は以下のようになります。
東 西 南 北 天 地
方角は正確でなくても良い
誤解しないでほしいのですが
方角そのものに意味があるわけではありません。
東西南北、そして天地と言ってますが
正確に方位磁石を使って行う必要は無いのです。
重要なのはそれぞれの方向に込められた意味になります。
方角に込められた意味
何に感謝するのか
東:自分の血縁(先祖、両親)に
「自分を生んでくれてありがとうございます」と感謝
西:夫婦、兄弟、家族、親戚に
「ありがとうございます」と感謝
南:お世話になった恩師や上司に
「ありがとうございます」と感謝
北:友達、知人、仕事で世話になっている人に
「ありがとうございます」と感謝
天:太陽、月、空や空気などの自然に
「ありがとうございます」と感謝
地:大地や海、そしてそこから来る恵みに対して
「ありがとうございます」と感謝
実際のやり方
①東を向いて
「ご先祖様、お父さん、お母さん。」
「自分を生んでくれてありがとうございます。」
②西を向いて
「兄弟(名前)、家族(夫婦や子供の名前)、親戚(名前)」
「いつもありがとうございます。」
③南を向いて
「~先生、~部長、~さん」
「いつもありがとうございます。」
※ここでは自分にとって反面教師となる人や嫌いな人も入ります。嫌な出来事なども見方を変えれば学びとなるからです。
④北を向いて
「~さん(仕事関係や友達、知人の名前)」
「いつもありがとうございます。」
⑤天(上)を向いて
太陽、月、空や空気などの自然に対して
「自分を生かしてくれて、ありがとうございます。」
⑥地(下)を向いて
大地や海、動物や農作物、水、土に対して
「自分を生かしてくれて、ありがとうございます。」
以上となります。
非常にシンプルですね。
タイミングや回数についてはこだわらなくても良いかと思います。
瞑想ですので
静かな環境で行えればいいですね。
自分は朝一番で行うようにしています。
ちなみに以前紹介したマインドフルネス瞑想や
「慈悲の瞑想」と組み合わせるのも効果的ですよ。
怒りやイライラから解放されないあなたへオススメ「慈悲の瞑想」
ぜひ試してみてください。
それでは
最後までお読みいただきましてありがとうございました。